ボジョレーヌーヴォーの会
category: 料理
先週はボジョレーヌーヴォーを楽しむ会を、
19と20日2日にわたって私たちの会社JPMで開催しました。
今年はグレートヴィンテージとの前評判が高く、期待に胸を膨らませての当日。
去年と同じく、シャトー・ベルエールからやってきたヌーヴォーワイン。
昨年と比べるとやはり、ボディがしっかりしていて、自己主張がちゃんとあった。
ヌーヴォーに合うお料理は基本的にどう、という話はフランスではあまり聞きません。
もともとものすごく個性の強いワインではないので、何とでもそれなりに仲良し。
とはいえ、お料理にヌーヴォーが負けてしまうような、
たとえば今の季節が旬のジビエ(野生の鳥獣類)なんかはどうかな?イマイチじゃないかな、と思います。
ワインだけでなく農作物全般の、今年の収穫を祝うためのお酒、のポジションにあるヌーヴォーワイン。
うんちくを語って飲むよりは、家族や仲間とワイワイ!のお酒。
時間をかけてヌーヴォーのためのお料理を作るというよりは、
家に常備してある熟成ソーセージやら生ハムやらで、フランス人はグビグビ飲みます。
JPMでは、先日ご紹介した塩味のマドレーヌ、写真の前菜類(下に説明してます)、
メインはクレープのグラタン
(ハムやキノコ類を巻き込んだクレープに生クリームとチーズをかけてオーブンで焼いたもの)
と、フランス家庭料理の王道でゆきました。
JPM ボジョレーヌーヴォーの前菜
手前の右上から時計回りに、
1 パン、トマト、ゆで卵、アンチョビ、オリーブを順に重ねたピンチョス(誰でもできますねぇ しかも美味しい)
2 イタリア産 サラミと生ハム
3 ピクルス
4 スモークサーモンとほうれん草のキッシュ
真ん中にあるのは、セミドライトマトのマリネです。
簡単だけどこういうのがヌーヴォーには一番合う、と私は思います。
フレッシュさやほのかな甘味が引き立つと言うか、どちらかと言うと単調な味のこれらのおつまみの、
ヌーヴォーは良い調味料とか香辛料なんかの役目をするかんじ。
ワインと料理、両方が更に美味しくなります。
是非みなさまのご家庭でもお試し下さい。
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