銅製おろし金

category： 道具

うちの普段の食事は洋風。
最近でこそ毎日ご飯を炊くけど、子供が生まれる前は滅多にご飯も炊かなかった。

とはいえやはり日本人の私。
フランスでは絶対食べないけど、私は時々食べてるのが大根おろし。

亡くなった祖母が大根おろし信奉者だった。
「消化が悪いものを食べたら、大根おろしをその倍食べれば大丈夫」
と同居していた祖母に教育されて育った私。

今でもそういう訳でおなかの調子が今ひとつの時は、たっぷりの大根おろしを食べる。

このおろし金、朝日新聞の土曜版の通販広告で買った。
滅多にそういう買い物はしないのだけど、
有名料亭の女将が「何十年も使ってます」的なコメントをしてたのにやられた。
職人さんが一つ一つ金槌でおろし金の部分を手作りしてるって。スゴいなぁ。

今までは、裏にシリコンの滑り止めのついたセラミックおろしを使ってた。
なんの不満も感じずに、ずいぶんと長いこと。

今度のこのおろし金は、受け皿の中に網がついてて、適度に水切りまで出来ちゃう。
おろしの部分が手作りで不揃いだから、大根おろしにボリュームが出る感じ。

美味しいなぁ、と思う。今は大根の旬じゃないけど、それでも美味しい。

たくさんいただいた新タマネギをおろして、ドレッシングを作った。

美味しい料理と組合せができるワインはこちらにあります