姉の責任

category： 子供

無事見つかった黄色のミニカー　最近の息子の一番のお気に入り

先日、子供2人を連れて郵便局へ行った。

用事が済んで帰ろうと外へ出たところで、
「あっ！トマのミニカー忘れた！」
と娘が中に駆け戻った。
あわてて私も彼女を追いかけた。

娘はいきなり、そのへんにボハーっと座っていた（ように見えた）お爺さんに
「おとうとの黄色いミニカー見ませんでしたか？！！！」
などと緊迫した表情で質問している。

お爺さん、困った顔で「見なかったねぇ・・・」とかナントカ答えているのを横目で見つつ、私はさっきまで子供たちが遊んでいた“子供のコーナー”へ直行。

案の定、箱の中のレゴブロックに混じって、ミニカーはそこにあった。

「ママ、おじさん、見なかったって」と言いながら近づいてくる娘に、発見されたミニカーを見せると、パッと笑顔になった。

お爺さんのところへ舞い戻って
「ありましたっ！アリガトウございましたっ！！！」と報告する娘。

さっきまで遊んでた場所をちっとも探さずに、いきなり見ず知らずのお爺さんにミニカーのありかを質問する彼女の行動は、大人の私にとっては摩訶不思議だったけど、自分のものはしょっちゅうなくすくせに、弟のミニカーには絶対の責任を持っている娘に感動。
初対面の人にはだいたい恥ずかしがって小さなコンニチハしか言えないのに、こういうときはなりふり構わず、見知らぬお爺さんにちゃんとお話できる娘にも更に感動。

お爺さん、お騒がせしました。笑顔で娘に答えてくださったこと、感謝してます。

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