フランスで考えたこと
category: フランス滞在記
中世の佇まいの街サン・シプリアンで。この身長差が毎年縮まってゆくのだろうな。
先週末、帰国した。
毎年のことだけど、あっという間に過ぎた滞在期間。
今年はフランスの物価が上がったのに驚いた。
その昔2フラン(約40円)くらいだったミネラルウォーターが
今では2ユーロ(約100円)になってる。
どうゆうこと?
呼び方変えただけ?
義父母の年金額や
その他フランス一般市民の給料の額は前と同じ。
これじゃ生活は大変になって当たり前。
ボルドーでは道端で物乞いをする人が大勢いた。
道路を車で走ってて赤信号で停まると
頼みもしないのに窓ふきをする
小銭稼ぎのジプシーの子があちこちにいた。
ギリシャのユーロ離脱は避けられないだろうと
ほとんどのフランス人が考えている。
でもそれで問題が解決するとは
誰も考えていない。
つきつめて考えれば
この先どうなるの?とアタマが痛くなる話だけど
そういうことを議論しながらも
フランス人のバカンスは
やはり、バカンスだった。
昔から
「バカンスのためにフランス人は働くんだ」
とは聞いていた。
長いようで短い人生
見えない先を案じすぎて
今を台無しにするのはつまらない。