フォアグラのテリーヌの食べ方は?
category: 試飲会

先月の試飲会で出したフォアグラのテリーヌ。
恥ずかしながら私、
フランスに行くまでは
フォアグラのテリーヌの食べ方を
良く知らなかった。
ナイフで切って
そのまま食べると思っていた。
しかし、どうやらフランス人は
テリーヌをパンにのっけて食べるらしい、
と、あちらのレストランで
周りを観察していて気がついた。
マネしてやってみたら
すんごく美味しいじゃないの!
それからはダンゼン、
フォアグラが好きになった。
試飲会ではこのテリーヌに
いちじくのジャム
粉山椒
ゲランドの粗塩
粗挽き黒胡椒
タマネギのコンフィ
をつけ合わせた。
それぞれフォアグラと一緒に
パンにのっけて食べてもらったところ
粉山椒が一番人気だった。
ワインはアルザスの白を2種。
遅摘みのブドウでつくる甘口ワイン
ヴェンダンジュ・タルディブ と
華やかでスパイシーな香りが特徴の
ゲヴェルツトラミネール。
甘口白をフォアグラに合わせるのは
定番だけど、改めて美味しいな、と思った。
ゲヴェルツトラミネールもスパイシーさが
それぞれのつけ合わせた調味料と合って
かなり良い感じだった。
お客さんの中には
今までフォアグラのテリーヌは苦手だった
という方が数名いたけど
この食べ方はシンプルながら驚きの美味しさ!
と、私がその昔感じたことを
そのまま言って下さった人もいて
鼻高々の嬉しい試飲会だった。
フォアグラ・オ・トーション
生のフォアグラの神経を取り除き、塩こしょうで味付けて、ラップで棒状にきつく巻く。
その上からトーションで更に巻いて、沸騰したたっぷりのお湯に入れて、再度ブクッと湧いたら火を止め、そのまま冷ます。
冷めたらトーションを外して新しいものに変え、冷蔵庫で寝かす。
4-5日くらい経ってからが美味しくなります。