ボジョレーに合う料理
category: ワイン
11月の第3木曜日はご存知、ボジョレーヌーヴォーの解禁日。
今年は11月18日がこの日だった。
うちのワインの会社JPMでも、11月18日と19日の2日間、ヌーヴォーの試飲会をした。
ボジョレーはもともと他のフランスワインの産地と同様、普通のワインの生産地。
11月のヌーヴォーワインでたまたま有名になっちゃったけど、他のワインは一年中生産している。
ヌーヴォーのおかげで知名度は上がったものの、11月の第3木曜付近にしか思い出してもらえないような、微妙なジレンマに悩む生産者は多い。
というわけで、流行りごとに踊らされることが嫌いな頑固オヤジの夫は、ヌーヴォーを輸入することすら以前はしなかったけど、最近マルくなり、この2年ほどは少量の輸入をしてきた。
で、個人のお客様向けに小さなパーティを開催。
とりあえずワインが主役のお祭りは日本ではコレだけだし、と楽しむことにした・・・
と思っていたんだけど、「せっかくボジョレーなんだから」と、試飲するのはヌーヴォーを含めたボジョレーのスタンダードワイン5種類。
「普通のボジョレーだってこんなに美味しいのがあるんですよ!」というほうを力説。
お客さんがメンドクサイなと思わないかな、と心配したけど、うちの会社の試飲会にきてくれる人たちは皆、夫の性格をだいたい把握してるようで、彼の力説を感心したり笑ったりして聞いてくれた。
ありがたいな、ほんとに。コレを読んでるJPMのお客様、改めて有り難うございます。
お料理は、難しいうんちくは抜きにして楽しむワインというヌーヴォーの性質上、
シンプルなものを数品。
タルト生地に卵やチーズ、ベーコン等を入れて焼くキッシュを前菜に。
夜7時からの会だったけど、話は弾み通しで、あっという間に11時。
ワインの力は偉大だ。
キッシュ・ロレーヌ
タルト生地
小麦粉 200g
バター 100g(冷やしたものを小さく切って)
塩 小さじ1
卵 1個
中身の生地
卵 2個
生クリーム 200cc
ベーコン 70g(角切り)
塩 胡椒
グリュイエールチーズ 80g
1 フードプロセッサーに小麦粉とバター、塩を入れて、バターが細かくなるまで撹拌
2 卵を加えて更に回していると、だんだん塊が出来てくるので、取り出して一つに丸め、1時間ほど休ませる
3 フライパンを熱してベーコンをこんがり焼く
4 ボウルに生クリームと卵を入れ、粗熱をとったベーコンを加えて、塩こしょう
5 休ませておいた生地をのばして、型にしき込み、200℃のオーブンで空焼きする。
空焼きする時は生地が膨らまないように、生地全体ににフォークで穴をあけ、アルミホイルをかぶせて重しになる小豆等を上からのせて15分ほど焼き、重しとアルミを外して更に10分ほど焼く。
6 空焼きした生地に4を流し込み、チーズを入れて、180℃のオーブンで30分ほど焼く。美味しそうな色なついたら出来上がり。