お客さんと子供たち

category： 子供

家族揃って先週末、自然観察教室に参加しました。

今週月曜から４泊で
カナダからのお客さんが
我が家にお泊まりした。
夫の入会するロータリークラブ関係のお客さんで
50代のご夫婦。

毎日ロータリーの人たちとの
観光やら会合やらに出かけ
家には寝に戻ってくるような感じだった。

子供達は
我が家への滞在が決まった今年の始めから
彼らが来るのを今か今かと楽しみにしていたけど
実際来てみると
家の中で顔を合わせても
特に積極的に
コミュニケーションを取るそぶりもなかった。

英語がわからないのと
恥ずかしいのと
理由は様々だろうけど、
一日だけ
ボール遊びを一緒にして
大はしゃぎだった以外は
そっけない態度で
日々を過ごしていた。

今朝のお別れのあいさつ。

「またね、バイバイ」で握手でさようなら。
ふーん、それだけか、と思っていた。

夕方、学校から家に戻ると二人して
真っ先に客間を見に行った。

「いないね・・・」と話す姉弟。

それからいつも通り
おもちゃで遊び始めた息子が
ミニカーを握りしめて
「ヒ〜ン」といきなり泣き出した。

「どうしたの？」と聞いても
泣きじゃくるばかり。

「・・・淋しいねぇ。」
と、声をかけると
はじめ「スゴい顔で泣いてるぅ」とからかっていた娘も
プツンと何かが切れたように
ワッと泣き出した。

しばらく二人は泣き止まなかった・・・

子育ては思い通りに行かない、
何を考えてるのか、
何を感じてるのか、と
不安になることはしょっちゅう。

そんなこんなでも
人に愛着を持てる子供たちに育ってくれたことを
しみじみ
うれしく思った
出来事だった。