バターの香りがして、外側が、焼き魚とは違う、洋風な面持ちでカリッと焼けていて、食べると魚だけど魚じゃないような、おっ、好きな味、と思いました。 家で食べた初めての洋風な魚料理、これが私のムニエルの想い出。 秋鮭の美味しい季節、あの頃を思い出して時々作るこの料理。 あんまり魚は好きじゃない夫や娘も喜んで食べます。

材料
鮭の切り身・・・・・・人数分
小麦粉
塩
こしょう
サラダ油
バター
ソースの材料
マヨネーズ・・・・大さじ4
ヨーグルト・・・・大さじ2
ケイパー(みじん切り)・・大さじ1
玉ねぎ(みじん切り)・・・大さじ1
作り方
1鮭の切り身に塩コショウをまぶしてから、更に小麦粉をまぶします。
2 フライパンにサラダ油とバターを半々で熱し、余分な粉をはたいたサーモンを入れます。
3片面にこんがり焼き色がついたら弱火にして中まで火を通し、裏返して強火にします。 裏にも焼き色がついたら出来上がりです。
4 ソースの材料をボウルに全て入れて混ぜます。
5 ソースをつけながら食べます。さっぱりしたのが好きな人は上からレモンを搾ってどうぞ。

この白ワインはとてもファンの多い1本。辛口だけど香りがやさしく華やかで、バターを想わせるようなアロマがあります。
ブルゴーニュで料理研修をしていた時、賄いで食べたサーモンのムニエル。
シェフアシスタントのフランクが鼻歌まじりに、肉厚に筒切りにしたサーモンにしっかり塩コショウし、粉をはたいて、バターの中に滑り込ませた。
美味しさにクラクラしたこの1品、大好きな白に合わせたら最高だったんです。