フランスの南の人は、とにかく料理にトマトと玉ねぎとニンニクを使います。
レルブサントに行った時、少し冷やした赤”プレスティージュ”と、パウンドケーキ型で焼いたこの塩味のケーキを、小さい四角に切ったものがおつまみで出ました。
テラスでたくさんのハーブの香りを胸いっぱいに吸い込みながら食べたあの味は、日本ではいくら試しても再現できないけれど、このマドレーヌに赤を合わせるとあの時の幸せな気持ちがよみがえります。

材料
卵・・・・・・・・・・・2個
薄力粉・・・・・・・・・・80g
ベーキングパウダー・・・小さじ2
サラダ油・・・・・・・・・大さじ5
グリュイエールチーズ(おろしたもの)・・15g
鶏肉のささみ(細切れ)・・・・・・・100g
トマト(皮をむいてダイス切り)・・大さじ6
玉ねぎ(みじん切り)・・・・・1/4個
オリーブオイル
パセリ(みじん切り)・・・・大さじ2
塩・こしょう
作り方
1 卵を白身と黄身に分ける。白身はお箸で軽く混ぜます。黄身は大きなボウルにいれ、小麦粉とベーキングパウダーを加え、白身、サラダ油も加えて泡立て器で良く混ぜます。
(焼いた後休ませると川が向きやすくなります)
2 手順1にチーズも加えて混ぜ、塩・コショウします。
3 フライパンを熱し、オリーブオイルを入れて、鶏肉と玉ねぎをいためます。 鶏肉に色がついて、玉ねぎがしんなりしたら、トマトを加え、弱火にしてトマトの水分を飛ばします。荒熱をとっておきます。
4 手順2に手順3を加え、パセリのみじん切りも加えて、良く混ぜます。
5マドレーヌ型に4を大さじ1杯くらいずつ入れて、240℃のオーブンに入れる。5分焼きます。
6 ドレーヌ型に4を大さじオーブンの温度を180℃に下げて、更に6分ほど焼き、温かいうちにお召し上がりください。

オーブンは240℃に予熱しておく。
鶏肉は牛ひき肉やハム、ベーコンで代用も出来ます。
お野菜はピーマンを加えても、ナスを加えても、好きなものでOKです。グリュイエールチーズがなければ他のチーズでも大丈夫。
チーズは生地をしっとりさせるために加えています。