フランスの南の人は、とにかく料理にトマトと玉ねぎとニンニクを使います。
レルブサントに行った時、少し冷やした赤”プレスティージュ”と、パウンドケーキ型で焼いたこの塩味のケーキを、小さい四角に切ったものがおつまみで出ました。
テラスでたくさんのハーブの香りを胸いっぱいに吸い込みながら食べたあの味は、日本ではいくら試しても再現できないけれど、このマドレーヌに赤を合わせるとあの時の幸せな気持ちがよみがえります。